突然ですが!!
今日は写真を使って、ハンカチやストールの染めの工程について
少しご紹介させていただきます。
今回は、「型付け」です。
「型付け」とは、型紙を使って布に模様を付けることです。
ものあいの模様は、この型付けという作業でできます。
*型や型付けについては、WORKの型ページや以前のブログでもご紹介しています
まず、型を付ける布を綺麗にピンと伸ばして、台に貼り付けます。
この時にしわがあると型がうまく付けられず、模様がずれてしまいます。
次に、貼り付けた布の上に型紙を置きます。
型紙の上からもち粉とぬかで作った防染のりをヘラでつけていくと、
型紙の穴の開いている部分ののりが布につきます。
この、のりの付いた部分が染まらずに柄となります。
のりは均等につけていかないと、柄がうまく出なかったり、
丸がつぶれてしまいます。
のりが付いた布におがくずをつけて、しばらく乾かします。
この後は、染めの作業にうつります。
ストールなど長さがあるものの場合は、のりをつける作業を何回か繰り返します。
型の端に「おくり」という、柄をつなぐときの目印があります。
型を付けたあと、おがくずをかけ、おくりを目印に型紙をずらして置き、
また同じように型をつけます。
こうしていくことで、柄がつながっていきます。
次回は染めの工程をご紹介します。