デザインと型

ものあいオリジナルの型を集めた、DESIGN(型)ページがホームページにできました。

ものあいのアイテムは、こちらのページにある型で染めた布を使って、作られています。

コースターはオリジナルの型ではなく、古くからの伝統的な型を使用した生地を多く使用しています。)

 

 

DESIGN(型)ページの写真は使用している型紙そのものを撮影したものです。

一度作った型は、長い間繰り返し使っていけます。

 

この型紙に、「丸キリ」という円形の刃物で一つ一つ丸を彫って柄を作っていきます。

以前にもブログで少しご紹介させていただきましたが、ものあいのデザインは

全て丸キリで彫った丸を集めて作られた模様です。

 

 

デザインの中には、「うろこ」や「大小あられ」など、伝統的な模様をアレンジしたものもあります。

 

◆鱗(うろこ)文様

三角形を交互に並べた入替文様で、魚や蛇・龍などの鱗に似ていることから名づけられました。

厄除けや厄落としの意味もあるとされるそうです。 

シンプルな柄で、現在でも洋服の柄などにも使われています。

ものあいのうろこ
ものあいのうろこ

 

◆大小あられ文様

大小の丸をランダムに配置し、霰(あられ)がふるところを図案化したものです。

江戸時代の薩摩島津藩の定め柄で、島津武士のユニフォームだったそうです。

そのため、江戸小紋五役の1つでもあり、格のある文様だそう。

現在ではドット柄や水玉模様として、私たちにとって親しみやすい柄でもありますね。

ものあいの大小あられ
ものあいの大小あられ

 

うろこと大小あられについて、少しご紹介させていただきました。

これらの他にもたくさんの柄がありますので、ぜひDESIGNページをのぞいてみてくださいね。